

お客様インタビュー Vol.2 ゼネラル真珠株式会社様
代表取締役:井口己征氏
代表取締役:井口己征氏

長い歴史を持つパールジュエラーであるゼネラル真珠株式会社様。真珠加工大卸として、加工から大卸業務までを一貫して手掛けている。現在では大卸という業務の枠を超え、EC-CUBEを使った一般消費者向けの直販サイト「大卸の真珠ショップ」を運営。セキュリティ面の強化と開発スピードの促進のため、保守管理をアイピーロジックに任せている。アイピーロジックに委ねることにした理由を伺った。
データ消失事件を契機に、パートナー探しを決意

ゼネラル真珠の直販サイト「大卸の真珠ショップ」は、取扱商品の単価が高額なのが特徴。商品の最低価格帯は39,800円で、「数千円のお手軽なアクセサリーも扱っている他のショップと一線を画した品ぞろえで、専門性の高いECサイトに仕上げています」と、代表取締役の井口己征氏は語る。
掲載商品は、ネックレスを中心に約500点。一点一点異なる真珠の個性を丁寧に言葉で表現した紹介文と、あらゆる角度から撮影した写真によって、その魅力をあますことなく伝えている。
掲載商品は、ネックレスを中心に約500点。一点一点異なる真珠の個性を丁寧に言葉で表現した紹介文と、あらゆる角度から撮影した写真によって、その魅力をあますことなく伝えている。
データ消失から生まれた戦略が結果的に差別化に繋がった
とはいえ、商品数を絞って専門性を高く保つ戦略を最初から志していたわけではない。
「実は、当時利用していたサーバ会社のデータ消失事件に巻き込まれてしまいまして。ファイルのバックアップはあったのですが、データベースはすべて消えてしまいました。それを復旧させるにあたり、当初は安い価格帯の商品も含めて2,000点ほど展開していたものを、500点程度に絞らざるを得なかったのです。しかし結果的に、それが他店との差別化につながり、戦略として成功しました」
そのときに井口氏は、保守管理を信頼できるパートナーに任せ、セキュリティの安心面を担保すべきと決意。自らシステムの開発から直販サイトの管理まで担当していた井口氏だったが、この事件を契機に、セキュリティに強いパートナー探しに乗り出した。
「実は、当時利用していたサーバ会社のデータ消失事件に巻き込まれてしまいまして。ファイルのバックアップはあったのですが、データベースはすべて消えてしまいました。それを復旧させるにあたり、当初は安い価格帯の商品も含めて2,000点ほど展開していたものを、500点程度に絞らざるを得なかったのです。しかし結果的に、それが他店との差別化につながり、戦略として成功しました」
そのときに井口氏は、保守管理を信頼できるパートナーに任せ、セキュリティの安心面を担保すべきと決意。自らシステムの開発から直販サイトの管理まで担当していた井口氏だったが、この事件を契機に、セキュリティに強いパートナー探しに乗り出した。
話の分かるエンジニア陣のスピード感が最大の魅力
とはいえ、セキュリティを売りにしている開発会社は数多い。井口氏は、EC-CUBE専門のプラグインを自社開発していること、実績が多数あり、古いバージョンのEC-CUBEにも精通していることなどを鑑み、アイピーロジックに保守管理を依頼することに決めたという。
「3~4社にお声掛けさせていただいたのですが、たとえばステージング環境が欲しいといったこちらの要望に対し、『作ります』と二つ返事で対応してくださる柔軟性や妥当な価格設定など、アイピーロジックさんが最も明快で魅力的でした。技術に詳しくない営業マンが間に入ると話がややこしくなってしまいがちですが、アイピーロジックさんの場合はそんなことはない。そのスピード感が心地よいと感じたのです」
実際に開発案件を進めていくにあたり、井口氏はアイピーロジックに任せて正解だったという思いを深めていった。
「3~4社にお声掛けさせていただいたのですが、たとえばステージング環境が欲しいといったこちらの要望に対し、『作ります』と二つ返事で対応してくださる柔軟性や妥当な価格設定など、アイピーロジックさんが最も明快で魅力的でした。技術に詳しくない営業マンが間に入ると話がややこしくなってしまいがちですが、アイピーロジックさんの場合はそんなことはない。そのスピード感が心地よいと感じたのです」
実際に開発案件を進めていくにあたり、井口氏はアイピーロジックに任せて正解だったという思いを深めていった。

たとえば直接やり取りが発生するプログラマたちのコミュニケーション能力の高さに驚くことがあるという。
またシステム開発においても、実際の運用面での扱いやすさまでを考慮に入れた提案をしてくれるなど、プロ集団としての頼もしさを感じると、井口氏は語る。
「アイピーロジックさんは、『納期通り』と『バグが無い』をモットーにされているのですが、それが裏切られたことが全くないんです。不正アクセス問題なども含めたセキュリティ全般をお任せする上で、これほど心強いことはありませんね」
またシステム開発においても、実際の運用面での扱いやすさまでを考慮に入れた提案をしてくれるなど、プロ集団としての頼もしさを感じると、井口氏は語る。
「アイピーロジックさんは、『納期通り』と『バグが無い』をモットーにされているのですが、それが裏切られたことが全くないんです。不正アクセス問題なども含めたセキュリティ全般をお任せする上で、これほど心強いことはありませんね」
時間的余裕と安心感が、ゼネラル真珠の新たなチャレンジを支える

アイピーロジックに保守管理を一任することで、井口氏の日常は大きく変化した。これまでは、会社の経営に携わりつつ、随時リリースされるEC-CUBEのセキュリティパッチを当てていき、サイトの裏側で動くシステムの開発まで手掛けていたが、そうした苦労はなくなった。その代わりに手にすることができた時間的余裕を、サイトのデザインの刷新やコンテンツ作りなど、売り上げを上げるための工夫に費やしている。
何よりも、「何かエラーが起こっているのではないか?」といった心理的な不安から解放された安心感が大きいと、井口氏は話す。
「不安や労力の減少が、売り上げ増に直接結び付くわけではありません。けれど、私をはじめとした従業員の労力が減り、さらなるシステム化によって細かな手間が減れば、持てる能力の多くを売り上げアップに費やすことができます」
直近の目標としては、「マネジメント側の受注システムをしっかりと改善していきたい」と話す井口氏。ゆくゆくは、多店舗展開しているそれぞれの情報を一元化し、一括管理ができるような仕組みを整えたいという。
何よりも、「何かエラーが起こっているのではないか?」といった心理的な不安から解放された安心感が大きいと、井口氏は話す。
「不安や労力の減少が、売り上げ増に直接結び付くわけではありません。けれど、私をはじめとした従業員の労力が減り、さらなるシステム化によって細かな手間が減れば、持てる能力の多くを売り上げアップに費やすことができます」
直近の目標としては、「マネジメント側の受注システムをしっかりと改善していきたい」と話す井口氏。ゆくゆくは、多店舗展開しているそれぞれの情報を一元化し、一括管理ができるような仕組みを整えたいという。


1976年に創業した、真珠の加工大卸業者。創業より製造・加工から大卸業務までを一貫して行うことで、大規模な販路を抱える卸業者をサポート。また、一般消費者に対する直販も実施。オンラインストアの運営のほか、実物商品を手に取れるショールームの運営も手掛けている。世界に誇るパールジュエラーとして、年間数万本にも及ぶネックレスの生産、およびルース、リング、ペンダントなどを取り扱う。
ゼネラル真珠株式会社 http://www.generalpearl.co.jp/