EC-CUBE2を快適に使うためのおすすめサーバー選び

2017.09.29

EC-CUBEでECサイトを作成する場合に必要になるサーバー選び。

小さな規模から始める場合であれば、どのサーバーを選んでも問題ないのですが、商品が数千点以上になってくる場合は、サーバーによって動作速度に大きく差が生じます。

今回は、EC-CUBEで本格的なECサイトを運営する際の最適なサーバー選びについてまとめました。
10000商品、30カテゴリーでテスト
テストを行う際に使用したのは、公式で提供されている「商品生成スクリプト」です。
こちらのスクリプトを10回実行して各サーバーでテストを実行します。
EC-CUBEクラウドサーバー
まずは、EC-CUBEの開発元である株式会社ロックオンがEC-CUBEに合った環境を提供している「EC-CUBEクラウドサーバー」での利用です。

EC-CUBEでは、2つのデータベースシステムを選択できるのですが、大きく差が出やすい「MySQL」というシステムで実験を行います。

▪️MySQLとEC-CUBEクラウドサーバー(アドバンスプラン)

バージョン2.4.4
トップページ:30秒以上応答なし
商品一覧(15件表示):30秒以上応答なし

バージョン2.11.0
トップページ:0.8秒
商品一覧(15件表示):1.6秒

見ていただければわかる通り、バージョン2.4.4と2.11.0では全く異なる結果になりました。

トップページが1秒未満で開けるのであれば、商品数が多くても全く問題なく利用できるでしょう。

▪️MySQLとEC-CUBEクラウドサーバー(ファーストプラン)

次は、上記で実験したアドバンスプランに比べて安価なファーストプランでの実験です。

バージョン2.4.4
トップページ:30秒以上応答なし
商品一覧(15件表示):30秒以上応答なし

バージョン2.11.0
トップページ:13秒
商品一覧(15件表示):9.4秒

同じサーバーでも、プランを安くするだけでも応答スピードが1/10にまで減少しています。

この結果から、商品数が多いECサイトを運用する場合は、サーバーの品質を上げる必要があることがわかります。
・参考サイト:http://cloud.nifty.com/ec-cube/
さくらのVPS
次は、公式サーバーではない「さくらのVPS」を利用して実験します。

バージョン2.11.0
トップページ:2.3秒
商品一覧(15件表示):4.0秒

公式の安価なプランに比べると、実用にもなんとか利用できる結果になっていますね。
・参考サイト:http://vps.sakura.ad.jp/
まとめ
EC-CUBE2.1系の中でも、2.11からは最大約60倍の高速化が発表されています。

それ以前のEC-CUBEでは、商品数やカテゴリーの増加に比例して速度も遅くなっていましたが、チューニングされているようで、商品数が多くても十分に動作することがわかりました。

それでも、サーバーのプランによっては応答スピードが遅く、ユーザーが離脱する原因になりますので、本格的なECサイトを運用する場合は、しっかりとしたサーバー選びが重要です。
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