自宅が試着室に?Amazonが新たなファッションサービス開始

2017.08.02

ECサイト最大手のAmazonが、2017年6月に新サービス「アマゾン・プライム・ワードローブ」を発表しました。

このサービスにより、ファッションアイテムを販売する小売りチェーン、デパートなどに大きな影響を与えると言われています。

今回は、アマゾン・プライム・ワードローブとはどのようなサービスなのか、ファッション業界に今後どのような動きがあるのかについてまとめました。
アマゾン・プライム・ワードローブとは
アマゾン・プライム・ワードローブは、現在アメリカで開始されているサービスです。
(日本でのサービス開始時期は未定)



アメリカでは昔から行われている「返品制度」を生かしたサービスになっており、100万点以上のファッションアイテムの中から3点以上を注文し、受け取りから7日以内であれば配送料や返品にかかる送料がかからずに返品できます。

婦人服・紳士服だけでなく、子供服や靴・アクセサリーなども対象となっており、アディダスやリーバイスといったブランド商品も対象です。

また、注文した商品から3〜4アイテムを購入すると合計金額から10%、5点以上の購入で20%オフになるため、ユーザーからすると非常に魅力的なサービスになります。
プライム・ワードローブが店舗に及ぼす影響とは?
試着から販売を行うECサイトは、今回のAmazonが初めてではありません。

アメリカではごく普通に行われているサービスで、メガネ・靴・メンズカジュアルウェアから電化製品まで、様々な業種で行われています。

これらの企業はプライム・ワードローブと同じように送料や返品が無料となっており、気軽に試着ができるため、売り上げを大きく伸ばしています。
(返品率は高く、商品によっては40%近くになることも。)

この流れによって、実店舗である小売りチェーンやデパートなどは大量閉店に追い込まれると考えられています。
ユニクロのような大企業でも変化できるのか
日本では、ZOZOやAmazonジャパンが一部商品で返品制度を行なっていて徐々に認知されてきていますが、それでもまだまだ一般的ではありません。

ユニクロのようなグローバル企業でもヒートテックのような商品は試着専用として用意してある商品以外は試着できず、アメリカのように自由な返品制度にまでは発展していないのが現状です。

こういった制度を吸収し、ユーザーの利便性をさらに高めていくのが今後の流れになっていくと考えられます。

資金力があまりない中小ECサイトは、真っ向から競争するのではなく、Amazonの取り扱いがない商品を取り扱ったり、違う方向でのサービスを充実させるといった運営方法を考えるのも大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アマゾン・ワードローブが行う返品制度自体はアメリカでは一般的なのですが、やはりAmazonが他よりも多くのブランドを取り扱い、魅力的なサービスとなっています。

こういったユーザー視点のサービスは日本でも当たり前になってくるでしょう。

ユーザーにどんなサービスが提供できるのかを考えるきっかけになれば幸いです。
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