VRやARの最新技術を買い物に活用!アメリカの小売店IT最新事例

2017.06.14

ECの最新技術をいち早く取り入れていると言われるアメリカのEC業界では、VR(バーチャルリアリティ)やAR(拡張現実)、AI(人工知能)といった技術のEC活用が検討されています。

今回は、アメリカが最新技術をECにどのように活用しようとしているのかを事例としてまとめました。
VRを使った試着システム
ショッピング体験のパーソナライズを提供しているBOLD METRICS社が開発中の技術が「VR METRIC」と呼ばれるものです。

音声案内に従って自分の情報を音声入力すると、自分と同じ体型のマネキンが即座に作られ、VR内で洋服を実際に自分が試着している姿を見られるシステムとなっています。

すでにヨーロッパにあるアパレルメーカーが導入しているとのことです。

簡単そうな技術に感じますが、VR上に自分と同じ体型のマネキンをコンピューターを操作して作ろうとすると45分以上かかってしまいます。

しかし、VR METRICは8つの簡単な質問に音声入力で答えるだけでマネキンを作成できる技術を実現させ、かなり実用性が高いものとなっています。

VRの普及に合わせて導入が加速しそうですね。
ARで買い物の悩みが解消される
VRと同様、ARも買い物に活用する流れとなっています。

中でも、スマートフォンを店の中にかざすだけで、画面に映った店内の通路に矢印を表示し、顧客が欲しい商品の場所へ誘導するシステムは、多くの顧客の悩みを解消できるでしょう。

これは、Googleが提供している「Tango」という技術を活用して作られたAR技術を使ったシステムです。

他にも、購入前の商品を部屋に設置した場合、どんな部屋になり、空いたスペースはどれくらいになるのかというサイズ感をすぐに表示できるAR技術も開発されています。

ソファやテレビなどといったインテリアは、サイズを数字で見てもイメージしづらいですが、この技術を使うことによって、実際にどんな部屋になるかが外からでも一目瞭然です。

こういった悩みは誰でも経験があることですし、欲しいものが決まっている人や、時間を大切にしたいと考える人にはとても需要のあるサービスとなっています。
商品の情報を即座に表示するデジタルサイネージ
以前から活用されているデジタルサイネージ技術も進化しています。

現在は、商品のタグにQRコードを取り付け、スマートフォンでコードを読み込むと商品の情報が記載されているWebサイトを表示する仕組みを提供しているところがあります。

しかし、これからの技術として、展示している商品の前にデジタルサイネージを設置しておき、商品を手に取るだけで着用映像や商品の詳細情報が表示される開発が行われています。

こうすることで、QRコードを読み込む手間をなくすとともに、商品を手に入れたときのイメージが映像で見られるため、購買意欲が高まると考えられます。
まとめ
いかがでしたか?
VRやARはまだ一般層には届いていないと考えられますが、普及すると同時に私たちの「買い物」の概念が大きく変わる技術の開発が進められています。

技術の進化とともに、買い物に活用できる最新技術が次々と登場してくると考えられます。

トレンドを知っておくことで、自社のECサイトにも活用できる技術を発見できるかもしれないですね。
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