言語も物流も価格の壁もなくなる?!Amazonの進めるグローバルストア計画とは?

2017.05.14

もしも1つのECサイトに全世界の商品が販売されているストアが存在していたらどうでしょうか?
なんと、Amazonは現在それを実現するべく手を打っているのです。

今回はAmazonが進める「グローバルストア」計画についてまとめました。
Amazonは翻訳に力を入れている
Amazon中国は5年以内に、ボタン1つをクリックするだけで商品の詳細ページを各国言語に翻訳して各国のAmazonに商品登録できる「グローバルアカウントシステム」を整備すると発表しました。

つまり、アカウント1つで全世界のAmazonに商品を出品できるということです。

さらに、この計画ではAmazonが代行して商品登録・翻訳から購入者の手に商品が到着するまでの支援サービスも提供することを発表しました。

このグローバルストア構想が実現すれば、現在ECサイト最大規模であるAmazonがさらに私たちの生活に欠かせないものになっていくことが予想されます。
現在でも数言語の翻訳が可能になっている
Amazonは現在グローバルストア構想を進めている途中ですが、現在でも翻訳が可能になっています。

Amazonジャパンでは以下のように日本語、英語、中国語の変換が可能になっています。



Amazonドイツでは、ドイツ語の他に英語、ポーランド語、トルコ語、オランダ語が選択できます。



この部分を見るだけでもAmazonが言語を統一しようと考えている姿勢を感じられます。

試しに中国語を選択してみましたが、商品タイトルやオプションといった部分の翻訳がまだ未完全となっており、完全なグローバルストアへの移行はもう少し時間がかかりそうです。

将来的に国の違いによるハンデがなくなる
グローバルストア構想が広がり、言語の壁がなくなることで国境や為替レートなどの差を意識しなくて良くなるため、商品販売の競争差がなくなってきます。

現在Amazonが進めているオンライン決済の「Amazon Pay」なども同じように国境関係なく決済を行える仕組みを打ち出してくると予想できるため、自社ECサイトを運用している事業者にも恩恵がありそうです。

こういった大きな変化に対応できないECサイトも出てくると予想されますが、より一層消費者目線に立った運営を行うことで、大きく売り上げを伸ばすチャンスにもなるでしょう。

人工知能(AI)の進化によって、翻訳機能がさらに高精度になってくるため、私たちが考えている以上にグローバルストアの実現は早くなる可能性があります。

関連記事:導入事業者1000社突破!Amazon Payの未来
まとめ
いかがでしたか?

Amazonにグローバルストア構想があることを知らなかった方も多いのではないでしょうか。

現在は翻訳が未完成になっている部分が多く、即実用化とまではいきませんが、スピード感のあるAmazonのことなので、そう遠くない未来に実現してくれるのではないでしょうか。

世界が競争相手になるため、これまで以上に商品のアピールや品質向上が求められるようになると思いますが、消費者を第一に考えることでこの流れをチャンスに変えていきましょう。
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