出荷が遅れても多くの顧客に愛される「駿河屋」の秘密

2017.03.23

フィギュア、ゲームといった中古商品をメインに取り扱っているオンラインショップの駿河屋は、マニアに高い評価を受けています。

駿河屋は出荷が遅いと指摘されているにも関わらず、独自のECサイトで成功している企業として知られています。

今回は、駿河屋のECサイトが顧客に愛されている理由についてまとめました。
駿河屋とは
駿河屋は1996年にゲーム通販サイトとして運営を開始しました。送付された商品を買い取る「通信買取」をインターネットで始めた日本初の企業です。

運営開始当初はレトロゲームがメインでしたが、現在はフィギュア、プラモデル、アニメ・アイドル雑貨などがメインになっており、中古品が8割、新品は2割の割合で販売しています。
9割を自社ECサイトで売り上げる集客方法とは
駿河屋は、自社ECサイトだけでなく、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにも出店しているほか、9つの実店舗があります。

いろんなECサイトを利用していますが、9割の売り上げは自社ECサイトとのことです。

その秘訣は、商品ページのSEO対策です。それだけはしっかり実施し、他には特別なことは行なっていません。
顧客と良い関係を築く方法
駿河屋は、顧客と良い関係を築くために以下の点に気を付けているそうです。

・新品の商品の価格が他社より高ければすぐに安くする。できないなら商品の取り扱いを中止する
・全商品の在庫がある状態を作るようにする。ないものは買取価格を調整して在庫を確保する

こうした「中途半端なことはしない」という方針を持ち、価格の安さと豊富な品揃えを提供する姿勢が、駿河屋を顧客から愛されるECサイトにしているのではないでしょうか。
利益なしでも顧客のために販売する
「顧客第一主義」と言うだけなら簡単ですが、それを実際に行動に移しているのが駿河屋のすごいところでもあります。

「利益なしでも顧客のために販売する」というポリシーを持っており、品揃えを豊富にするために、利益が出ない商品や赤字商品でも、とにかく在庫は揃えておくことを徹底しています。

例えば、1円で買い取った古本を100円で販売する場合、売れれば粗利として99円が得られますが、その粗利を大きく超える在庫としての場所代や人件費が多くかかってしまいます。

そういったものは通常、買取を行わないのが利益を出すためには必要な判断なのですが、駿河屋は豊富な品揃えが顧客満足度を上げると考えているからこそ、買取を行います。

そのようにして満足度を上げ、信頼を得ているからこそ、ユーザーが定着し、価値の高い良いものも多く取り揃えられるようになり、売上を上げられているのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
愛されるECサイトには、愛される理由が必ずあります。

Amazonや楽天など、大手でなくても結果を出せるECサイト作りの参考になれば幸いです。

参考:「利益が出ないから販売しない」は失礼 出荷が遅れても、駿河屋が顧客に愛されるワケ
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