Amazonがイギリスでドローンを使った配送サービスの試験をスタート

2017.01.16

EC大手のAmazonが、2016年12月にドローンを使った「Amazon Prime Air」のサービス提供に向けた試験をスタートさせました。

初の試験はイギリスで行われ、無事に配達に成功したと発表されました。
5ポンドまで30分以内で配達
記念すべき初のドローン配送では、Amazon Fire TVとポップコーン1袋を運んだそうです。また、注文から到着まで13分しかかからずに配送が完了したとAmazon CEOのジェフ・ベゾスさんがTwitterで報告しています。



Amazon Prime Airの個人客向け試験中は、5ポンド(約2.3kg)までの荷物を30分以内に配達する試験を行っており、現段階ではドローンを使った配送サービスの試験対象は2軒のみとのことです。

段階が進めば、配送センターから距離のある数百の家まで配送先を広げていく考えで、天候が良ければ週7日間、日中に注文できるようにするとのこと。

実際の試験の様子がYouTubeにも公開されているため、ぜひ一度チェックしてみてください。

ドローン配送の問題と期待
Amazonは2016年の夏ごろにドローンのテストをイギリス郊外や農村部で行う許可を得たと発表していましたが、その発表から非常に早い実試験となりました。

配送スピードが劇的に上がるため期待が持てるサービスですが、Amazon本社が置かれているアメリカでは、セキュリティ面や安全面などでクリアすべき課題が多いと考えられます。

また、米リサーチ会社では、ドローン配送の許可が下りたとしても、EC業界・小売業界に多大な影響は与えづらいと予測しています。

とはいえ、Amazon側は配達費用削減が実現しますし、ホリデーシーズンなどの繁忙期の配達遅延の解決にもなるので、消費者にとっても選択肢の1つとしてドローン配送は期待が持てます。
他の企業もテストを行っている
今回はAmazon Prime Airについてお話ししましたが、他の企業でもドローン配送のテストを行っている企業が増えています。

アメリカ最大手のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」では、ECからの注文に対応するため、2015年にドローン配送テストの許可を求めたと発表されています。

また、コンビニチェーンのセブンイレブンも2016年夏にアメリカで初めての完全自律飛行のドローンを使った配達テストを行っています。

今後の実用化までには、セキュリティや安全面などのルール制定が必要になってくるため、もう少し時間がかかりそうですが、ドローン配送の実験を行う企業は今後も増えてくるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
イギリスやアメリカでの実験なので、日本でドローン配送が実用化されるまでにはさらに数年かかるでしょうし、ドローン配送による問題もいくつか起こると思われますが、期待できるニュースですね。

外に出て上を向くと、ドローンが飛び交っている日常になるまではそう遠くないかもしれませんね。

参考:【米国】ドローン配送サービス「Amazon Prime Air」、イギリスで実試験スタート
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