2017年のECサイトはどう変わる?消費者行動の変化をキャッチしよう

2017.01.16

2016年はAmazonのニュースを多く目にする機会がありました。

注文してから1時間以内に配達を行う「PrimeNow」、ボタン1つで消耗品が注文できる「DashButton」など、EC業界の常識を次々と超えています。

この流れの中で、潤沢な資金を持たない中小ECサイトは、どんな戦略を持って運用すればいいのでしょうか。

そのヒントを得るために、2016年の消費者行動を踏まえたこれからの消費者行動についてまとめました。
記号消費が増えていく
今後は、モノそのものの品質や実用性ではなく、記号を購入する傾向がますます増えていくでしょう。

記号の購入とは、「最新のiPhoneを買う人はスマートフォンそのものが欲しいのではなく、Appleの哲学に共感してお金を出す」といったものです。何にお金を使い、どういう考えを持っているのかを自己表現するためにお金を使うということです。

FacebookやInstagramなど、情報発信ツールが普及している今、その傾向がさらに顕著に現れています。

例えば、有名店のスイーツを食べに行くときを考えてみましょう。

「スイーツを食べに行く」という表現は、スイーツそのものを味わいに行くと考えがちです。
しかし、現代で「スイーツを食べに行く」が意味するのは、スイーツそのものでなく、Instagramに写真を載せるためにスイーツを食べに行くという、自己表現の欲求が隠れているのです。
健康意識が今まで以上に強くなる
高齢化社会では、働く期間がどんどん長くなってきます。

つまり、単に長生きするのではなく、元気であることにも需要が高くなっていくでしょう。

単なる健康グッズだけでなく、ブームになった「低糖質」のように、不健康な習慣をやめるためのサービスや商品の市場が大きくなっていくと考えられます。
サービス対価が大きくなる
物販だけでなく、サービスの考え方もこれまでとは変化していきます。

「サービス=オマケ・必要コスト」という感覚を持つ運営者も多いかもしれませんが、モノそのものに価値を感じなくなってきている現代では、サービスの質を含めた消費者体験が求められています。

商品そのものが特段良い機能や性質を持っていなくても、高品質なサービスや親切な対応であれば、喜んで購入してくれる方が増えていくと考えられます。
これからのECサイトは「改良」がカギ
これからのECサイトは、上に挙げた消費者行動の変化に合わせた商品を提供するのが最善策と言えそうです。しかし、新しい商品を作るのは大変です。

ですので、既存商品・サービスを見直し、見た目や魅せ方を少し改良するのです。それだけでコストや手間を抑えつつ、これからの流れをくんだ新商品・新サービスに生まれ変わる可能性があります。

あくまでイメージですが、ハンドメイドのECサイトの場合であれば、商品の完成品だけでなく「手作りセット」として売るのも一つの方法です。「プロと同じ材料を使える」というだけでも付加価値があります。

他にも、バラ売りやまとめ売りなど、ひと工夫するだけでお客様に向けて商品を通じた新しい体験を提案できますので、一度取扱商品を見直してみてください。
まとめ
いかがでしたか?資金の多い大手ECサイトと戦うのではなく、細かい部分に気を配れる中小ECサイトだからこそできることを探しましょう。

今回の記事がそのきっかけになれば幸いです。

参考:「これからのEC」の話をしよう(2017年版)
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