Amazonが中国でショールームをオープン!Amazonの実店舗戦略とは

2016.12.22



大手ECサイトのAmazonが北京に実店舗をオープンし、アメリカ・イギリスのAmazonで販売中の商品展示を開始しました。
商品を実際に手に取り、説明を受けることが可能です。

ショールームになっているため商品は購入できませんが、バーコードをスマートフォンアプリでスキャンすると中国のAmazonで購入できるといった、新しい試みを行なっています。

2015年11月からはアメリカで実店舗をオープンしており、2016年12月には、食品を取り扱うスーパー「Amazon Go」をオープンすると発表しました。

今回は、Amazonの実店舗の特徴や、ECサイトであったはずのAmazonが実店舗を続々とオープンする戦略についてまとめました。
Amazonの実店舗の特徴


中国でオープンした実店舗に関しては、商品の購入ができず、広さもバスケットボールのコートくらいの大きさなので、市場開拓のテスト段階だと思われます。

しかし、アメリカではすでに「Amazon Books」という書店の多店舗展開を進めており、本格的に実店舗にも力を入れ始めています。

Amazonの実店舗の強みは、ECサイトのAmazonにある商品と同じ価格で販売できるため、商品が配送されるまで待つ必要がないこと、AmazonがリリースしているKindleなどの商品を同時に販売できるといったことなどが挙げられます。

Amazon Goに至ってはレジがなく、スマートフォンアプリを入り口でかざすだけで店舗内や商品棚に設置されているセンサーやカメラが買い物客の行動をキャッチし、AIが何の商品を購入したかを判定して精算を済ませられるとのことです。



将来的には、Amazon Booksも同じような技術で買い物ができるようになると考えられます。
Amazonが向かう先は?
ECサイトだけでも大きく売上を上げているAmazonはなぜ実店舗にも進出したのでしょうか。

それは、Amazonそのものの戦略にヒントがあります。Amazonは創業から常にインフラ企業になることを目指しています。

「モノを買うときはAmazon以外考えられない」を実現するために一気に事業に投資を行い、競合が追いつけないレベルまで成長させる経営戦略をとっているのです。

実店舗に関しても企業戦略を実現するための1つとなっていると考えられ、ネットだけでなく、Amazonを使わずにはいられない状況を目指していると予想できます。

また、実店舗での消費者の行動を記録することで、消費者が商品を買うときのデータを貯めることができます。
そのデータをECサイト側にも応用し、おすすめ情報の精度も上げるなども可能になるため、さらにAmazonの売上を上げられるというメリットもあるでしょう。
まとめ
Amazonのように大規模な投資を行えるECサイト運営者はごく少数ですが、Amazonがどのような成長戦略を行なっているか知ることは非常に勉強になりますので、ぜひチェックしてみてください。

参考:アマゾン、今度は中国で実店舗。海外の製品を扱う「ショールーム」をオープン
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