


EC推進部EC開発ユニット・エキスパート 中島 弘輔 様 (写真右) / EC推進部EC推進ユニット 店長 K 様(写真左)

「ディノス・セシール」は、カタログ・テレビ通販事業から始まり、それらと密に連携するECも運営している、誰もがよく知る老舗の通販小売企業。今回は、そんな同社のEC事業を支えるキーパーソンである、EC本部EC推進部・ゼネラルマネージャーの井筒 秀樹氏、EC推進部EC開発ユニット・エキスパートの中島 弘輔氏、そしてディノス商品の外部ショッピングモールでの商品販売を統括するEC推進部EC推進ユニットの店長K氏にもご登場いただき、2018年4月に刷新されたばかりの、外部ショッピングモールとシームレスに連携する商品管理用システム「MMS」(マルチモール・システム)について、その開発ストーリーや、実際の使い勝手などを語っていただいた。

アイピーロジックさんとは、私が前職の頃からのお付き合いになります。10年程前からEC-CUBE関連の開発案件でご一緒したのをきっかけに、弊社の外部ショッピングモールとシームレスに連携するための、オリジナル商品管理用システム「MMS」の開発でもお声がけさせていただきました。個人的に、過去のアイピーロジックさんの迅速で確実な仕事ぶりを高く評価していましたので、今回の開発業務を外部に委託するにあたり社内で強く推薦させてもらいました。(中島氏)
モール店舗の急増において運用が煩雑化してくる一方、モール用商品管理などの仕組みがローカルアプリケーションとして作られており、改修にリソースや時間がかかるとの判断から、外部のシステム開発会社を探していたところで白羽の矢を立てたのがアイピーロジックさんだったわけです。今回のプロジェクトでは、仕様書もない状態のレガシーな従来システムを、まずは完全にリプレイスすることを念頭に、Webアプリケーション化により改修リスクの軽減と外部連携の柔軟性・拡張性を高めることを目的として、新機能などの要件も策定していきました。(店長K氏)


「MMS」の開発にあたっては、前述した通り従来の商品管理用システムで可能であった機能を完全に内包するという曖昧な要件にも関わらず、アイピーロジック社の開発担当者様からは、当初より非常に早いレスポンスで最適な仕様をご提案いただき、安心して開発をお任せすることが出来ました。そのため比較的早い段階から新機能の追加など、次のステップへのご相談をさせていただくことも可能となりました。また、エンジニアの方とのプロジェクト管理&コラボレーションツールを中心としたダイレクトなコミュニケーションも非常にスムーズで、快適に開発業務の進行が行えました。(店長K氏)
アイピーロジックさんといえば、EC-CUBEといったイメージが強いと思いますが、今回オリジナルの商品管理用システムをスクラッチ開発していただいても、バグのない高品質なプログラムをご提供いただけるという強い信頼感が揺らぐ事は全くありませんでした。実際に新システムが可動してから、想定外の問題を除けば、不具合が一件も出ていないのは流石としか言いようがないです!(中島氏)


従来のシステムではどうしてもマンパワーに頼らざるを得なかった作業が、新システムではオートメーション化され、リソースをサイトの企画更新・MDサポート・先端マーケティングのPDCAなど他の業務に振り分けることができるようになりました。また、MMSローンチのタイミングで、新たにAmazonへも出店いたしましたが、他のモールへの出店との違いをほぼ意識することなく商品の出品や管理を行えるのは、外部ショッピングモールでの商品販売を統括する担当者として非常に大きなメリットを実感しています。(店長K氏)
アイピーロジックさんとの開発により生まれた、外部ショッピングモールとシームレスな連携を可能にするオリジナル商品管理用システム「MMS」は、思い描いた通りの汎用性と拡張性、将来性を兼ね備えたものに仕上がりました。この新システムは、常に進化し続けるECの世界において、次々に登場するであろう新たなショッピングモールや、次世代の販売手法などにリアルタイムで対応していくための布石としての役割を果たしてくれるでしょう。将来的には、ディノス商品のみならずセシール商品の外部ショッピングモールでの展開にも、MMSを導入していきたいと考えています。今後ともアイピーロジックさんには、弊社のEC戦略の一翼を担う頼もしいパートナーとして、さらなるご協力をいただけるよう願っています!(中島氏)

ディノス・セシール様